なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

中津へ行ってきました


 九州は大分の中津市に行ってきました。新幹線と特急を乗り継げば、2時間でいけちゃうくらいの近さです。近すぎて物足りないくらいです。
 中津に行くのはこれが初めて。大分県内は、日田や別府、湯布院や臼杵安心院とかいろいろ行ったことはあるのですが、中津はなぜか縁が薄かったのです。
 中津は福岡に近く、福岡文化圏に入っているそうです。大分市に出るよりも、小倉に出る方が便利だとか。
 さて、中津といえば福沢諭吉。市内は細い道路やお寺、職業にちなんだ町の名前など、いかにも城下町っぽい色彩を残しています。市内に高い建物がほとんどないこともあって、昔の町がそのまま残っているかのような印象さえ受けました。
 多くの裁判所がそうであるように、中津の裁判所も中津城のすぐそばにあります。中津城から福沢諭吉の旧宅までもすぐ近く、仕事が終わったあとでひととおり見てきました。ちょうどNHK龍馬伝で幕末あたりのことをやっているので、福沢諭吉記念館などはなかなか興味深く見学できました。
 といっても、福沢と龍馬の接点はなかったようで、記念館のいろんな記録を見ても、坂本龍馬のことはひとことも出てきませんでした。ほぼ同年代のはずなので、つながりがあってもおかしくなさそうなんですが・・・。
 それはそうと、事前のリサーチによれば、中津は「鶏の唐揚げ」が名物だそうです。市のホームページには、先日紹介したように「からあげマップ」まであるというのに、どうも市内は閑散としていてそれらしいお店がありません。マップに載っている店も、夜の営業の店が多くて、昼間はやっていないところが多かったです。
 とりあえず、マップにも載っていて、諭吉記念館のそばにあった「福沢茶屋」で「諭吉ふるさと御膳」をいただきました。からあげも少しだけ入っています(^^;)。そのほか、ハモなど中津の名物が少しずつ入ったセットでした。平日の午後2時ころということもあって、お客はぼくだけでしたが、気持ちよくもてなしていただいて嬉しかったです。
 次回は泊まりを覚悟で、夜のからあげツアーに行きたいところですが、次回の訪問のめどは立っていませんorz。