今年の抱負などをつらつらと考えてみる

　今年がもし、去年と同じような忙しさだったとしたら、まずはもうちょっと勉強をまじめにしたいです。もちろん、自分の依頼された事件に関する事柄については、どうしても勉強せざるを得ないのですが、もうちょっと枠を広げて、当面は手持ちの事件に関連がなかったり、今すぐ実務に役立つということがない分野についても、それなりの知識やトレンドは押さえておきたいところです。地方にいて、何かのスペシャリストとしてやっていくというのはなかなか難しいことで、そうであれば、基本に戻ってゼネラリストとしての立ち位置に戻って、ひととおりの知識を押さえられるようにしたいところです。そのために、何をどうやって勉強していくのかというのは、人それぞれだろうと思いますが、この業界の場合、幸か不幸かその手の文献や雑誌は山のように出ているわけで、そうしたものをベースにして徐々に掘り下げていったらいいのではないかと思っています。
　もうちょっとパーソナルなところでいえば、去年はカメラをあまり持ち歩かなくなり、結果的に、写した写真の枚数も極端に減りました。娘のイベントがあるときには、メモリーカードを複数枚使い分けたりしてがんがん写真を撮るのですが、それ以外のときに撮った写真が意外にありませんでした。たとえば、昨年の秋に和歌山に行った際も、iPhoneでちょっと撮ったものがあるくらいで、気合いを入れて撮ったような写真が残っていません。もちろん、そのころは精神状態が落ち込んでいた時期でもあって、モチベーションも最低に近いくらいだったのですが、それでも撮れる写真があったかもしれないわけで、今年はとりあえず、カメラを持ち歩いて楽しむことを大切にしたいです。自転車も少しずつでも乗り始めたいし、きれいに手入れしてかわいがってやりたい。
　要するに、今年のテーマのひとつは、「原点回帰」というか「初心に返る」というか、そうしたポジションを意識するということにしてみたいです。そうやってはじめに戻る過程で見えてくるものを忘れず、そこから出発することで改めて自分の人生を見つめ直すつもりで動いていきたいと思います。
　抽象的でよくわからない文章になってしまったとようですが、なんとなく自分の中ではすっきりしたかな。