なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

新政権による死刑制度の運用改善を期待する

 新政権に社民党国民新党が参加するなら、死刑制度の運用を根本的に改めて欲しいところです。
 日弁連は、現在、死刑制度の問題点の検証や国民的議論を行う必要があるとして、それまでの間、死刑執行を停止するよう求めています。
 社民党福島瑞穂は、夫が海渡弁護士であることからもわかるとおり、死刑執行に反対する論調なんだと思います。亀井静香は、意外にも死刑廃止派で議連の会長か何かをやっていました。
 ということで、日弁連が訴えてきた死刑執行停止の方向に議論が進むことを期待しています。
 死刑については、国連から、「世論が死刑に賛成なら、政府が世論をリードして廃止の方向に持って行くべきだ」と課題を突きつけられています。新政権が、国連を重視しようとするなら、まず、こうした面からも国際社会の意見を尊重すべきなのではないでしょうか。