なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

開票速報ショー

 第45回総選挙の投票が午後8時、締め切られた。朝日新聞とANN系列各社が行った出口調査をもとに分析した結果、民主党は300議席を超える勢いで、鳩山政権の誕生が確実な情勢だ。自民党は選挙前の3分の1の100議席前後にとどまり、歴史的な惨敗を喫する見通しだ。

 出口調査に基づく推計では、民主は選挙前の115議席から大きく議席を伸ばし、300〜330議席を獲得する見通し。自民(選挙前300)は88〜110議席。現職閣僚や首相経験者の多くが小選挙区で苦戦を強いられている。

asahi.com(朝日新聞社):民主300議席超す勢い 鳩山政権誕生へ - 2009総選挙

 さすがにこれだけの議席を集めてしまうと、あとが気になりますね。閣僚人事とか他の野党との連携をどうするつもりかなど。
 それにしても、民放各社の選挙番組は、どれも気に入らない人が出てくるので見る気が失せます。東国原、たけし、島田紳助とか。こういう人にコメントさせてどうするつもりなんでしょうか。まあ、いいですけど。
 前にも書いたかもしれませんが、小選挙区のよいところは、こうやってダイナミックに議席が動くところです。要するに、次の選挙で自民党が逆転する可能性もじゅうぶんにあるわけだし、民主党のチルドレンが玉砕する可能性もそれなりにあるわけです。国民は民主党の一挙手一投足を見守っているということを忘れずに、民主党には誠実に政権を運営してほしいです。ぼくが考える「誠実」というのは、基本的に情報をオープンにすること。いい情報も悪い情報も、きちんと公開して議論をして欲しいところです。それは年金や道路という細かいところだけではなく、外交や政治とカネの問題にしても同じことです。もし、政権が交代してもこれらについて何も変わらず、何も得るところがなかったとしたら、また逆風が吹くことになるんだろうと思います。
 とりあえず2年程度は様子見かしらね?