なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

司法シンポジウム

 日弁連で行われた司法シンポに参加してきました。いささか食傷気味ではありますが、迫り来る裁判員裁判の実施に向けて、ムードを盛り上げ、市民への浸透を図る必要があるのは間違いない事実。
 小学生からお年寄りまで、多くの人が来てくれたようです。
 今の若手の弁護士(とくに今年登録したばかりの弁護士)は、最初から裁判員制度があるわけです。いわば、これまでのしがらみとか、裁判所に煮え湯を飲まされたいやな経験もないまま、まっさらな心で裁判員制度と向かい合えるわけです。それと同じく、今の小学生などは、自分が子どもの頃から裁判員制度に親しんで大きくなるわけで、彼らが大人になって裁判員を経験することになる10数年後が楽しみでもあります。
 そのころには、裁判員裁判はどのようなものとして定着しているのでしょうか。