麻生内閣がやってきた

　新幹線の車中で、最新情報とは言いがたい新聞社のニュースを見ながら考えています。
　所詮は選挙管理内閣なのに、けっこう、閣僚を入れ替えてきたのには驚きました。
　疑問点は２つ。ひとつは、金融と財政の分離という視点を改め、中川昭一を兼務させたこと。中川さんがこの両面に通じているかどうかもよくわからないが、そう簡単に両者を兼務させて大丈夫なんだろうか。
　また、鳩山を法相に復活させるらしいのも大きな疑問。あれだけ放言して死刑を執行しまくった鳩山は、福田内閣の不人気の原因のひとつだったと思うけど。保岡さんも問題の多そうな人ではあったけど、なぜ１ヶ月在任しただけで変えられるのか、理由はわからない。鳩山が麻生の選挙管理責任者であったから、そのご褒美という以外に、なにか説明がつくのだろうか。
　しかし、この内閣の顔ぶれで、引き続いて衆院で３分の２の議席を確保できるとは思えないけど、今後の国会運営はどうなってしまうのでしょうか。

（追記）
　鳩山さんは総務大臣に収まったようですね。ところで、森英介新法務大臣ですが、ご本人のHPをみても、奥さんが弁護士ということ以外、とくに法務行政について語りたいことは何もないようです(^^;)。こんなひとを法務大臣にするというのは、例の南野法相のときみたいなゴタゴタが生じなければと心配になります。
http://www.morieisuke.com/index.htm

（追記の追記）
　「追記」中に一部、主語不明なところがありましたので訂正しました。