なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

消費者庁

 福田内閣が検討している消費者庁構想。例によって、国交省など既存の官庁の抵抗は強いらしいのですが、福田首相がどこまで強力なリーダーシップをとれるのか、心配です。
 ギョーザ事件を持ち出すまでもなく、消費者行政を縦割りでやってきたことが、連携のまずさや後手に回る対策という形をもたらしてきたものです。消費者庁ができれば何もかもがうまくいくわけではないでしょうが、消費者を主役にものを考える省庁ができるということが、これまでとは違った発想の転換をもたらしてくれそうで、個人的には楽しみにしています。
 明日はこうした問題についてのシンポジウムに顔を出したいと思います。