なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

銃のない社会をつくれないのか

 そもそも、それまで狩猟をしたこともなければ、それとは無縁の生活をしている無職の男性に、猟銃の所持の許可が下りてしまうというのは法の欠陥のような気がします。近所から苦情が警察にあっても、現行法の規制の下では、警察がそれを取り締まるのは至難の業です。
 いっそのこと、銃はすべて警察が保管するようにして、本当に猟に使われる場合にだけ所有者に一時的に戻し、使用後はすぐに警察に持ってきてもらうというような運用ができないのでしょうか。
 また、死亡した容疑者は1000発もの銃弾を購入したと報道されていますが、金額にしていくら位するのでしょうか。銃砲店などはいいお客さんとして、多く買ってくれるほうがありがたいということなのでしょうか。
 「生活が第一」などという政党がさっさと議員立法でも何でもやって、規制を強化してもらいたいと思えてなりません。