なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

ぐるっと浜松

 新浜松から遠州鉄道で北上。途中までは高架でしたが、後半は地上を走ります。それでも、まだ高架工事が続いているようで、将来的には高架部分が延伸されるそうです。
 1時間に5本の列車がひっきりなしに運転されていますが、ちょっと驚いたのは単線だということ。2両編成(朝夕は4両編成)の車両にはお客さんも多く、立っている人も少なくありません。道路はほぼ並行して走っていますが、バスは並行路線がないようで、このあたりがお客さんを集めている理由かもしれません。

 西鹿島駅までは32分くらい。ここからは天竜浜名湖鉄道に乗り換え、掛川を目指します。
 わずか1両のディーゼルカーがやってきて、のんびりしたムードの中、田園地帯を走っていきます。沿線で目立つのは茶畑と柿の木。どうやら柿が名産のようです。



 掛川までの途中駅で大きいのは、やはり天竜二俣駅。駅舎は風格のある木造で、観光客も何人か降りました。

 今、ちょっとウィキペディアで調べてみたところ、やはり国の文化財に指定されているようです。
 その後も、ひたすらのんびりと走っていたところ、掛川近くの「いこいの広場」駅で様相が一変。大勢の幼稚園児とその連れの祖父母たちでぎゅうぎゅう詰め。賑やかな声に包まれて、終点の掛川着。



 駅舎はJRの掛川駅とは分断されています。連絡改札があるので、駅舎から駅舎に移る必要はないようですが。