橋下弁護士を訴えろ

母子殺害で弁護士が提訴へ '07/8/28

　光市母子殺害事件の差し戻し控訴審で、テレビ番組で弁護団の懲戒処分を弁護士会に申し立てるよう呼び掛け、活動を妨害したとして、弁護団に加わる広島弁護士会所属の弁護士数人が、大阪弁護士会所属の橋下徹弁護士を相手に１人当たり100万円の損害賠償を求め、近く広島地裁に提訴する方針を決めた。訴えによると、橋下弁護士は５月下旬、十分な調査もせず、テレビ番組で視聴者に呼び掛けたとしている。

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　懲戒請求をするのは法律で認められた制度です。なので、一般の市民が、弁護士会に懲戒請求をするのは自由です。
　では、それを広く呼びかける行為をするのはどうか。そして、それを行ったのがテレビという媒体であったならどうか。そして、そもそも、この弁護団の行為は懲戒に値するのかどうか。橋下弁護士自体も、自分のブログ（だったかな？）で、「自分もたくさん懲戒請求を受けている」という趣旨の発言をしています。そうであれば、彼自体、どういう行為をすれば懲戒になり、どういう行為なら懲戒にならないかということをよく知っているはずです。その橋下弁護士が、自ら懲戒請求をするのではなく、それを広く呼びかけるという行為をすることに正当な理由があるのか無いのか。
　本当にこうした裁判が起こされたなら、なかなか面白い展開になりそうです。