なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 福岡刑務所久留米拘置支所長(55)を逮捕

 福岡県警久留米署は7日、酒に酔って通り掛かりの男性を殴ったとして、暴行の現行犯で福岡刑務所久留米拘置支所長、小宮正成容疑者(55)を逮捕した。

 調べでは、小宮容疑者は7日午前2時ごろ、泥酔状態で帰宅途中、自宅付近の路上で女性に声を掛けているところを会社員男性(26)に見られ「何見よんのか」と激高、口論の最中に男性の顔を殴った疑い。「殴っていない」と容疑を否認しているという。

 自宅に帰ろうとする小宮容疑者を会社員が取り押さえ、警察に引き渡した。

 小宮容疑者は静岡刑務所などを経て昨年4月から現職。福岡刑務所総務部の花岡栄次調査官は「調査結果を踏まえ適切に対処する。あってはならないことで、全職員に注意を喚起したい」と話している。

[2007年3月7日21時22分]

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070307-166575.html

 刑務所の支所あたりだと、所長はキャリア組ではなく、叩き上げのことが多いと思われます。この支所長がどうだったのか、この報道だけでは分かりませんが。
 何がいいたいのかというと、たたき上げの人たちは、柔道などの有段者である可能性もかなり高く、それなりの運動能力を持った人だということです。普段から、暴力団員などを相手にしている人たちなので、屈強な肉体を持っている人が多いのもうなづけます。たいていは、勤務時間後にそばに作った道場でトレーニングをしていますしね。
 受刑者に暴力をふるうのももっての外ですが、民間人を理由なく殴るなんていうのは、人間としても最低な振る舞いです。これくらいで刑務所に入ることはないでしょうが、きちんとした処分をしてもらいたいところです。