なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 戸籍謄本の交付ミス 千葉市課長が自腹で「解決金」

 千葉市の中央、若葉両区の課長2人が、戸籍謄本の交付をめぐり迷惑をかけた市民に、「解決金」として自腹で現金5万円を渡していたことが27日、わかった。

 市人事課によると、若葉区内に住む男性が19日、同区役所に戸籍謄本の交付を申請。本籍地がある中央区役所から取り寄せて男性に交付した際、過って男性の父親の分を渡したという。

 男性から翌20日、指摘があったため、中央区の市民課長(59)と係長(51)、若葉区の同課長(58)、担当者(59)の4人が、数千円相当のウイスキーを持参して、男性宅まで謝罪に出向いたという。

 しかし、納得しない男性から21日、両区役所に「どうやって解決するのか」と電話があった。中央区の係長は翌22日、両課長から預かった現金5万円を男性宅に持参した。現金は両課長が自腹で折半したという。

 千葉市人事課は「金銭で解決するのは最もいけない方法で、情けなく、申し訳ない。しかし、相当の恐怖感を持っていたようで被害者でもある」と説明。同課は不当要求行為に当たるかどうかを県警に相談中という。

 この報道のしかたはかわいそうです。
 誰が考えても、わるいのはこの男の方でしょう。市役所職員が税金を使って男に支払いをしたならともかく、そうした行為はなかったわけで、批判されるべきは男の理不尽な要求だと思いますよ。
 こういうへんな報道を鬼の首をとったように行うから、あちこちで嫌われるんだね。朝日さんは。