週刊新潮に登場するトンデモ広告
週刊新潮といえば、よくも悪くも、わが国を代表する週刊誌メディアのひとつ。内容はゴシップ満載だが、ヘアヌードや風俗ルポなどが登場しないので、ある意味、安心して読める。そんな週刊新潮の今週号(6月15日号)を読んでいたら、やたらと変な広告が目につきました。
もちろん、広告の多くは、メルセデス・ベンツとか、日本航空とか、大正製薬とか、そういう大企業が多いです。新潮社の自社広告も多いです。そんな中に混じって、けっこう、トンデモ系の広告が目につくのです。ざっとあげてみましょう。
- 沖縄の海からの贈り物「スーパーフコイダン」
- 昼も夜もモリモリ元気!「激マカ」
- 著者体験記「薬では治らなかった糖尿病が治った!」
- 7割改善「治す肝臓病」医師も飲んでいるL.E.M
- 充実のSEXでアンチエイジング「スーパーサプリ・プライド」
- 世界のスタンダードFUT治療の流れ「植毛完全ガイド」
- 「星野式温熱リンパ球治療」
- 「ワキガ・多汗症はこれで確実に治る」
傾向としては、薬とか健康関連のトンデモ広告が多いですね。これは読者の年齢層を考えてのことなのでしょう。それから、これらの広告の多くは、「書籍」の広告であるということ。そのまま効能を謳うと薬事法違反になりかねないし、いきなり高額の商品はPRしずらい。そこで、本を買わせてその本の中にいろんな勧誘を折り込むという仕組み。
以前、新聞協会がこの手の広告の自粛を求めたことがあったと思うけど、週刊新潮のような大メディアまでこうしたトンデモ広告が多いというのは意外です。広告料も決して安くないと思いますが、きっと、どの会社も宣伝効果が大きいのでしょうね。