なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

連続幼女誘拐殺人:宮崎被告の不可解な供述退ける 最高裁(毎日新聞)

 幼女4人が殺害された連続幼女誘拐殺人事件で殺人罪などに問われた宮崎勤被告(43)に3度目の死刑を言い渡した17日の最高裁第3小法廷(藤田宙靖(ときやす)裁判長)判決は「犯行を重ねるたびに計画性を強め、殺害の態様は冷酷かつ残忍で、刑事責任は極めて重大」と被告を指弾した。動機を「性的欲求や、死体を撮影して自分だけの珍しいビデオテープを持ちたいという収集欲」と指摘し、法廷での宮崎被告の不可解な供述を退けた。
(中略)
▽宮崎被告の弁護人・田鎖麻衣子弁護士の話 極めて形式的に結論を下したもので到底容認できない。再審請求を視野に入れ活動していく。

昨日の記事ですが、いちおうコメントしておこうと思いました。
この事件も不可解といえば不可解でした。弁護人の話もわからなくはないけど、再審に向けた新証拠の獲得は難しそうです。
池田小事件の宅間被告のように、猛スピードで執行手続きが行われるのでしょうか。