なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

小学生殺人事件

 身近なところでこんな大事件が起きるとは思いませんでした。
 小学校1年生といえば、うちの娘と同じです。それだけに、この事件によって受けたショックは大きく、このネタを取り上げようか迷ったのですが、「迷ったら書く」というポリシーにしたがってみました。
 この事件の気持ちの悪いところは、犯人が被害者に出会ってほとんど直後に殺害に及んでいるということです。現段階では伏せられているのかもしれませんが、それ以外の被害を受けた形跡もなさそう。ならば、犯人の目的は被害者を殺害することそれ自体にあったとしか考えられない。
 また、わざと段ボール箱に遺体を入れて、近所に放置するのも、気持ちが悪いところです。犯行は停めた車両の中で行われたのではないかと推測しますが、あえて遺体を箱詰めして放置するその神経は、ちょっと尋常でないものを感じずにはおれません。
 ぜひとも犯人逮捕にこぎ着けてほしいし、そうでなければ、当分、送り迎えを保護者がしなければならないのではないかとも思っています。
 ただ、地元の県警は、無能なことで有名です。県内には、殺人事件で未解決のものがたくさんあります。昨年は、自宅に上がり込んできた犯人に女子高生が殺害されるという事件もありましたが、1年を経たいまも、まったく犯人がつかまっていません。こんな警察のもとで生活するわれわれとしては、自衛策を講じるしかないわけで、ちょっと憂鬱な日々が続きそうです。