なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

面積の小さい市町村

 「市町村盛衰記」という本には興味深いデータが満載です。平成16年4月に出版された本で、平成の大合併のさなかに書かれています。ただ、基本的には平成12年国勢調査のデータを基礎としていますので、注意が必要かもしれません。
 以下、同書からちょっと気になるトピックをいくつか。

市町村盛衰記―データが語る「日本の姿」

市町村盛衰記―データが語る「日本の姿」

 まずは面積の小さい市町村。長崎県高島町高知県赤岡町、長崎県伊王島町岐阜県兼山町三重県鵜殿村がベスト5。このうち、現在(平成17年11月)時点で存続しているのは赤岡町と鵜殿村。いずれも近いうちには合併で消えそうです。
 これらはいずれも2〜3平方キロ程度の面積です。皇居1つ分が1.42平方キロだそうですから、皇居2つ分くらいしかない自治体ということになります。これは狭いですね。