<北九州連続監禁殺人>松永、緒方両被告に死刑判決
(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050928-00000059-mai-soci
北九州市の連続監禁殺人事件で、7件の殺人罪などに問われた松永太(44)、緒方純子(43)の両被告に対し、福岡地裁小倉支部は28日午後、求刑通り死刑を言い渡した。若宮利信裁判長は、両被告のマンションで死亡した7人のうち、緒方被告の父親の誉(たかしげ)さん(当時61歳)以外の6人の事件で殺人罪の成立を認め、「短期間に7人を死亡させ、徹底的に証拠隠滅を図るなど、犯罪史上まれにみる事件だ」と述べた。
判決によると、両被告は94年10月以来、同市小倉北区のマンションの一室で同居していた元不動産会社員の男性(同34歳)に通電虐待を繰り返し、96年2月に衰弱死させた。また、98年1月〜6月に、緒方被告の母親(同58歳)と妹夫婦一家4人の計5人の首を絞めるなどして殺害した。判決は、97年12月に死亡した誉さんの事件について「両被告に殺意はなかった」として傷害致死罪を適用した。
同事件の公判は02年6月以来、計76回開かれた。緒方被告はほぼ起訴事実を認めたが、松永被告は「緒方被告が勝手にやったことだ」などと主張した。
ここまでやれば、極刑以外の刑は考えられないという見本のような事件ですね。女性のほうの身内ばかりが殺されているのもよくわからない事件です。この事件は、きわめて重大な事件なのに、どうも新聞や雑誌の扱いが小さすぎるように感じてきました。事件の真相にどこまで迫りきれているのかよく分かりません。
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