なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

野村謙二郎という選手

http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw200509160027.html

広島は15日、野村謙二郎内野手(38)の今季限りでの現役引退を発表した。引退後は、球団に残らず、野球評論家として活動する予定。16日に球団事務所で引退会見をする。
(中略)
野村は1989年に駒大からドラフト1位で入団。17年間、中心選手としてチームを支えた。91年には6度目のリーグ優勝に貢献。盗塁王ベストナインなど数々のタイトルを獲得し、球界を代表する内野手に成長した。95年には、セ・リーグでは45年ぶりとなる「3割、30本、30盗塁」を達成した。

 ちょっと遅くなったけど、メモリアルとしてこの日記にも紹介しておきます。
 野村は、コツコツとチャンスを作り、足でかき回して少ないチャンスをものにするという、往年の広島野球になくてはならない選手でした。選手生活後半ではエラーも多くなり、初球からガンガン打ちに出てチャンスをつぶすことも多かったけれども、その気迫あふれるプレーや、野球に対する情熱は、今のカープの選手にはないものだった。なので、野村がカープを去るというのは、カープの一つの時代の終わりということで、寂しさもひとしお。しばらくは、カープの低迷期が続きそうな気もします。
 将来の監督候補なのは間違いないところ。それまでは、カープも外様の監督を招聘してみたらどうかしら。地元出身ということでは、広岡の海軍式野球などをもう一度だけみたいような気もするのだけれど。