なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 刑務所・拘置所、処遇部門に民間人採用(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040816-00000002-yom-pol

 法務省は16日、刑務所・拘置所で受刑者らと接する処遇部門業務の一部に2005年度から民間人を採用する方針を固めた。犯罪増加に伴う受刑者の過剰収容で、刑務官の負担が重くなっているためだ。

 同省の計画では、施設内に設置された監視用ビデオカメラのモニター画面のチェック要員を刑務官から民間人に切り替え、施設の正門や周辺の警備にも民間人を充てる。監視は民間警備会社などからの派遣社員、警備は民間警備会社への委託で対応する方向で、契約の際に受刑者のプライバシー保護などを盛り込む。受刑者に対する心理カウンセラーや医療スタッフなどの民間委託も検討している。

 ただ、受刑者の暴行など異常が起きた場合は刑務官に知らせ、受刑者の対応には直接かかわらないようにする。

 個人情報が漏れるなどの事態が生じないといいのですが。
 また、先日、男性看守が、豊橋拘置所で女子の被告人と性的関係を持ったという不祥事がありましたが、民間人を入れるというのは、このあたりの関係はどうなっているのでしょうかね。