なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 弁護士が任官をしない理由

 生活日記さんのネタに反応してみる。
 弁護士任官制度といって、弁護士を経験した人でも裁判官になれる制度が実現しています。で、全国の弁護士会は弁護士の中から志望者を探すんですが、これが難航しているんです。志望者がいないんですね。
 小職は、(1)弁護士経験が長い割に年が若い(裁判所は年をとった人を嫌がりますんで)、(2)弁護士としてバリバリやっているわけではなくなんとなく暇そう、(3)よくわからんが学者肌で精細な法的議論を好む(ようにみえる)、などの理由から(?)、任官したらどうか、とよく言われます。地元の単位会から任官者を出すとしたら、オマエしかいない、といわれたこともあります。
 でも嫌なんです。気分的に裁判所は嫌なんです。(以下続く)