なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

POBoxの挙動

 TungstenCPOBoxを使わせてもらっています。漢字変換のとき、変換候補がずらっと表示されるのですが、変換候補を選んで確定する際、つい、T|Cの中央にあるセレクトボタンを押してしまいます。小職の環境では、POBoxとの相性がよくなく、通常の状態では、上記の状態でセレクトボタンを押すと、その漢字が選択され、PIMデータには書き込みがなされるのですが、その瞬間にハングアップし、リセットを余儀なくされます。
 昨日のコメント欄で、id:trmtさんから、POBoxの設定画面で、「インライン版互換モード」の設定を変更したらどうか、とアドバイスをいただきました。これまでは、ここにチェックを入れない状態(つまり、入力されたアルファベットがカーソル位置に表示される状態)で使っていました。そこで、ここにチェックを入れ、入力されたアルファベットは、変換候補と同じ位置に表示されるようにしてみました。
 そうした結果、見事(?)、ハングアップの現象はなくなりました。たとえば、メモ帳ですと、本文を記載中にPOBoxを使い、変換中にセレクトボタンを押しても、メモ一覧の画面に戻るだけで、ハングアップしなくなったのです。もっとも、メモ一覧に戻る過程で、変換中だった文字列も消えてしまいますが、そのくらいは、リセットの手間に比べればたいしたことはありません。あとは、インライン版互換モードの表示形態(カーソル位置に入力アルファベットが表示されないこと)に慣れればいいだけです。
 このような回避方法がどのバージョンから可能になったのかは調査しきれませんが、少なくとも、小職が今使っている1.72gでは大丈夫でした。
 id:trmtさんどうもありがとうございました。