なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

ライトなモバイラー

 外回りの仕事をしていて、仕事の道具としてもPCを使い、出先から社内のネットにつないで、情報のやりとりをする。そんなユーザーをハードなモバイラーと呼ぶとしたら、小職などは完全にライトなモバイラーです。
 予定やto-doの管理という手帳的機能であれば、いまやpalmでもpocketPCでも、簡単に扱うこととができます。それも入門機といわれているTJ25やh1937などのマシンでも、十分に実用的に使えるでしょう。
 小職の場合、そういったPDA以外に、出先でPCを使いたいという場面は限定されています。一番多いのは、「空き時間にネットにつなぎたい、文書を作りたい」というものです。しかし、「空き時間」といっても、せいぜい1時間くらいで、出先で2時間以上も時間が空くことは、まずありません。それくらいの時間があればいったん事務所に戻ります。田舎ですから、裁判所からあるいて3分のところに事務所を構えており、裁判所で空き時間ができて困るという事態も、幸か不幸か、まず発生しないのです。
 そうなると、モバイルマシンに求める要素は限られてきます。まず軽くて持ち歩きしやすいこと、ネットにつながること、文書を作るにたりるキーボードがあること、くらいでしょうか。バッテリも、持つにこしたことはないですが、前記の理由からは、余裕を見ても3時間程度の駆動ができれば十分です。新幹線で移動するときなどには、もっと持続時間が欲しいように思いますが、乗っているあいだじゅうPCを使うわけではないので、ロングライフである必要は、それほど感じないのです。
 また、出先での音楽鑑賞などは専用プレイヤーで足りるし、空き時間に2〜3曲聞きたいというレベルであれば、ヘッドフォンさえあればPDAでも十分に可能です。
 世の中、モバイルPCに対する要求は厳しいものがありますが、実のところ、小職のようなライトなモバイラーも多いのではないでしょうか。そうであれば、今度のVAIO Uなんかは、(液晶が小さすぎて視認できないのではないかという問題を除けば)、ライトなモバイラーには最適ではないでしょうか?
 でも、これまたほんとうのところをいえば、小職のようなライトなモバイラーであれば、何もUを手に入れるまでもなく、PDA+sigmarionIIIという、今持っている組み合わせでも、十分に可能なんですよね〜。

そろそろやめて仕事に戻ります。