なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 金網越し、収容者とキス=主任看守を懲戒免職 千葉刑務所の拘置支所(時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040330-00000473-jij-soci

 女性収容者にわいせつ行為をしたとして、千葉刑務所は30日、所管する木更津拘置支所の主任看守(36)を懲戒免職処分にした。同刑務所によると、主任看守は昨年9月ごろから女性と親密となり、ドアの金網越しにキスしたり、ガラス越しに裸を見せ合ったりし、今年3月にも洗濯物を回収する際、女性を抱き寄せキスをした。

今日は気になる話題が多くて書き込みに忙しく、せっかく買ったsigmarionIIIも、充電器につながれたままになっています。
それはそうと、こういう不適切な関係が生じてしまうのは、女性収容者の房を男性看守が巡回などをするからです。やはり女性の房は女性看守が担当するものとし、男性は女性看守と一緒でなければ、房内への立ち入りや巡回はできないように制度を改める必要があります。女性の収容者からは、男性看守に着替えや寝姿を覗かれたという苦情があがっているようです。拘置所の言い分は、例によって人手不足ということになるのですが、人手不足を理由に、上記苦情や本件のような不適切事例が生じることを見過ごしてよいことにはなりません。綱紀粛正も大事ですが、抜本的には、上記のように改革する必要があると思います。