なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

3色ボールペン

 3色ボールペン、と聞いて赤、青、緑の3色を連想する人は、齋藤孝の著作を読んだ人に違いない。彼は、「3色ボールペンで読む日本語」や、「3色ボールペン情報活用術」など、上記3色ボールペンを使った、新しい本の読み方を提唱している。その詳細は、すでに多くの人がネットにアップしているので、そちらを検索してもらいたい。かくいう小職も、それに影響され、このところ、本や資料、手帳など、身の回りの読み物、書き物を3色で色分けしている。それで何かが変わったのかといわれれば、これまでと大きな違いはない。ただ、齋藤孝さんがいうように、ものを読む際に、自然と気合というか注意力というか、そういったものが出てくるようになった。やはり、一度書くと消せない、他人に読まれたときに「こんなところに線が引いてある」と指摘されるのが恥ずかしい、という意識が働き、慎重に読み分けて線を引くようになるのだ。これまでのように、漫然と読み流したり、気が利いた表現があると思っても後でどこかわからなくなる、ということがなくなっていく。これは従来にはない進化といえるのではないか。
 手帳についても、3色で色分けして書き込むことを、齋藤さんは推奨している。これも、一目で仕事のバランスや週間の予定の混み具合がわかって便利だ。これをPIMに応用することができればよいのだが。たとえば、重要で事前の用意が必要な用事は赤、普通の用事は青、プライベートな用事は緑など色分けできれば、齋藤さんの方式と同じではないが、それに近いことができる。
 が、少なくともpocketPC(h1937)のスケジューラでは、それができそうにない。この分野では有名な「さいすけ」でも、予定ごとの色分けはできないようだ。カテゴリーごとに色をつけることができれば、なんとかなりそうなのだが。palmの場合も、標準アプリではできそうにないことを確認した。これにつても、他のPIMソフトで何とかならないものだろうか。