なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

手帳選び

 そろそろ、来年の手帳が店頭にあふれるシーズンが近くなった。
 毎年、手帳をどうするかは悩みの種だ。弁護士のほとんどは、「訟廷日誌」という専用の手帳を使っている。これは、基本的には1ページに数日分の予定がかけるようになっており、その1日ごとに、5件程度の予定を書き込む欄がある。そして、そのそれぞれに、裁判の行われる法廷や、依頼人の名前などを書き込む欄がある。その意味では、使い勝手は悪くない。
 しかし、大きな問題は、一覧性がないということである。次の週に、大きな事件の証人尋問があるのに、前の週に予定をぎっちり入れてしまったり(そうすると、大事な証人との打ち合わせの時間がとれなくなる)、休み明けに大量の事件を入れてしまい、結局、休み中も仕事をせざるを得なくなるという不都合が生じることになる。
 そこで、パッとみて長期間の予定が一覧できるものがよいということになる。有名な、「超」整理手帳は、この点ではベストである。2年ほど使ってみて、この点での有効性は実証済みだ。しかし、手帳の紙質が強くないため、半年ほど使うと用紙がぼろぼろになり、テープで破れ目を張りながら使わざるを得なくなる。これはマイナスだ。また、サイズがやや大きいことや、カバーにおしゃれ性がないことも、使う気をそぐ要因となっている。後者については、最近、いかしたカバーを別売りするようになったので、ことしはこれでいってみようかという気もする。
 (明日に続く)