なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

Tungsten C 日本語化の過程(その1)

昨晩と今朝、すこしずつ作業を進めました。このあたりの作業は、id:trmtさんの日記(http://d.hatena.ne.jp/trmt/20040327)を参考にさせていただきました。
trmtさんの予言どおり、日本語化については比較的トラブルは少なかったです。再セットアップをすることになった場合の自分用の手控えとして、やったことやその結果をまとめます。

  • palm desktopのインストール・日本語化

昨日の日記の末尾部分に少し書いたように、そのままclie付属の日本語版palm desktopを使おうとしたり、英語版palm desktop4.14というのをダウンしたりして使用しようとすると、うまくいきませんでした。素直に全部いったんアンインストールして、その後、TungstenCに付属のCD-ROMでセットアップし、それに日本語化パッチをあてれば、ほぼ問題なく日本語化できました。「ほぼ」と書いたのは、こちら(http://emeraldshell.lolipop.jp/patio/annex.cgi?mode=view&no=6)で入手した日本語化パッチでは、なぜか一部のファイルにパッチがあてられないみたい(エラーが出る)なのです。それでも、ほとんど日本語化に成功しているようなので、便利に使えそうです。

  • T|C本体の日本語化

J-OS for TungstenCが付属しているものを購入したため、つぎにこれを本体にインストールします。
インストールもHotsync経由で通常どおり可能ですが、J-OSの圧縮ファイルを解凍した際にできる「Overlayディレクトリ内のファイル」については、インストールの際にエラーが出てしまうものもありました。原因はよくわかりません。ただ、J-OS本体は問題なくインストールできているようです。日本語モードに切り換えれば、アプリ上で日本語を扱うことが可能になります。ちなみに、J-OSを入れる前に、T|Cに日本語データをインポートしてみましたが、やはり文字化けだらけで実用になりませんでした(当たり前)。

  • Hotsyncの実行による日本語データのインポート

つぎに、もともと使っていたpalm desktop(clieについてきたもの)に入れてあったPIMデータを、日本語化した英語版palm desktopにインポートして、これをHotsyncでT|Cに移してみました。
標準の予定表では、うまく日本語表示ができていますが、住所録はふりがなの処理が旨くできていないみたいで、氏名とよみがながくっついたようなおかしなデータができてしまいました。やはり、日本語データを扱うには、英語版のpalm wareを使うのはよくないようです。

  • 日本語使用可能なPIMのためのpalm ware

そこで、たまたまライセンスを持っていたagendus(アジェンダス)という置き換えPIMソフトを入れてみましたが、これが失敗。
予定表は適正に動くようですが、住所録がいただけません。データにはきちんと振りがながふってあるにもかかわらず、振りがなを基準にしたソートがうまくいきません。したがって、アジェンダスの住所録上では、ふりがなの「あ」行と「な」行よりあとの項目については、なぜかうまく整列できなくなっています。
従来のclieアジェンダスを使う限りではこのようなことは起きていませんので、小職の環境に固有の問題なのか、それとも英語版のOSにJ-OSを載せて使用していることからくる問題なのか、まだわかっていません。
住所録だけは、別のアプリを入れてみようと思います。

ということで、本日の作業はここまで。id:trmtさんが苦労された、outlookとのデータ同期の問題(自分としては、h1937の活用のためにも、outlookでPIMデータを管理することとし、作業用にはアジェンダwindows版を使いたいと考えています)があり、いろいろ難関がありそうですが、これは明日以降に作業にかかることにします。

アップル、「iTunes 4.5 for Mac」の日本語版を公開

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040429/apple.htm

 また、自動選曲や再生予定の曲の追加、削除、並べ替えなどができるプレイリスト機能「パーティシャッフル」も搭載。CDジャケット作成機能も追加された。さらにWindows版では、WMAの読み込みに対応し、AACへの変換も可能。

ここら辺が楽しみです。早くwindows版がでないかな。5月中旬公開予定だそうです。