歯医者に行ったら痛かった話
超ひさびさになってしまいましたが,はてな上場記念に(ウソ),もう誰も読んでないタイミングで突然更新してみます。きっと,確定申告を目の前にした逃避行動の1つなんだと思います。
実は,先日,歯医者に行ってきました。いい年をして,虫歯になったのです。
事前に,仲間たちから,「○○歯科の受付の女性は超可愛い」とか「○○クリニックの歯科衛生士さんは綺麗すぎて,顔を近づけられるとドキドキする」とか聞いていたのですが,ここは男らしく,家から近い歯医者さんを選択。まあ,そんなに可愛い人や綺麗な人もお見かけしませんでしたが,腕がいいという評判はあったので,そこらへんは目をつぶることにします。
しかし,歯科というのは,虫歯だけを治してくれればいいと思っているのですが,なかなかそうもいかないようです。問診票には職業や「最後に歯科に行ったのはいつか」などという個人情報を書かされた挙げ句,歯周病になりかかっているだの,歯磨き指導から始めましょうなどといわれ,「3ヶ月くらいは通ってもらうことになるかもしれません」とまで言われました・・・。虫歯は,冷たいものを食べるとたまに凍みるくらいで,そんなに痛くはなかったのですが,「歯茎の健康状態のチェックです」とか言われて,すべての歯の根元に細い針を刺すのが死ぬほど痛かった。どうやら痛いというのが歯茎が弱っている証拠らしいんですよね。だから,悪いところが事前に見つかったと考えれば,まあ良かったのかもしれませんが。
しかし,問診票には,「健康保険の範囲で治療しますか,それとも綺麗になるために自由診療もやってみますか」的な質問があったりするなど,患者を金のなる木として見ているようなところが透けて見えるのがなんとも複雑な気分。
きっとみんな,こうした複雑な気分を和らげたいと思って,綺麗な女性がいる歯科に通うのですね。でも,そうしちゃうのも,きっと歯科医の策略なんだろう(綺麗な人を優先的に採用・・・)と思うと,それもシャクだし。
ということで,しばらく歯医者に通うことになりそうなので,それをこの日記に書いて行こうと思ったのでした。
歯医者をめぐる面白エッセイと言えば,原田宗典の『東京困惑日記』が真っ先に思い浮かぶのですが,もはや誰もこの名著を知らないので,熱く語り合えないのが少し残念です。
- 作者: 原田宗典
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2013/07/17
- メディア: Kindle版
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本と自由
「本と自由」という気になる名前の古本屋さんに行ってみました。
薄暗いガード下にほど近い場所にあるそのお店は、片隅でコーヒーも飲めるのが特徴。
古本屋さんというのは、品揃えや本の配列などを眺めるのもまた楽しいものですが、店主のセンスの良さが光っていました。
とりあえず、入り口すぐのコーナーにほとんど並べるように置いてあった2冊を買ってきました。花冷えの夜は、本をゆっくり読むのにちょうどいいのかもしれません。
written by iHatenaSync
xpマシンが動作不良
自宅にある2台のPCのうち、古いxpマシンの調子が悪いです。
電源を入れても一瞬、起動してまた再起動して、その無限ループ。
電源コードを抜いたり、裏のスイッチを入れ直したりしていると、そのうち、起動するようになる。
いろいろウェブサイトで先人の知恵を借りてみると、やはり電源ユニットの寿命という説が有力。寒いのにも弱いみたいだし。
もともと、xpマシンを組んでから4年がたつけど、SSDを起動ドライブにしてあるなど、それなりに快速に動くので、電源だけ交換すれば直るのなら、そうしたいところ。xpのサポート打ち切り問題もあるのですが、それとの関係でもどうするか悩みどころ。
まずは確定申告を済ませないといけませんね。
ウォーターマンの万年筆とその思い出
最近、万年筆に少し凝っています。
とはいうものの、ちょっと高級なペンを、2本立て続けになくしてしまって凹んでいるところです。
仕方ないので、なくしてもそれほど残念にならない(?)、お手頃価格のペンを揃えて遊んでいます。
自分自身の覚え書き的に、それらをピックアップしてみようと思いますが、まずは思い出深い最初の1本から。
フランスのウォーターマンというメーカーの万年筆です。
その昔、弁護士になりたてのころに、本通りにあった丸善の文具売り場で、ボールペンとセットで買ったものです。そのボールペンのほうは、かなり以前になくしてしまいましたが(こればっかり)、万年筆のほうは、幸い、ずっと一緒に生活できています。
緑色のボディがお気に入りです。
シリーズ名(製品名)も今ではすっかり忘れてしまったのですが、ラインナップを見てみると、今でいう「エキスパート」シリーズのようです。
PEN-HOUSE 万年筆 ボールペンなど一流筆記具の販売 【ペンハウス】
そうすると、ペン先はスチール製ということになりますが、そんなに硬くもなく、また、柔らかくもなく、たいへん書きやすいです。
ペン先の太さも何か忘れましたが、おそらく細字だろうと思います。
こうして写真で見ると、ペン先もかなりヨレヨレになってきましたが、それでもまだまだ健在なのは万年筆の醍醐味ですね。
実際に紙に書いてみたのが下の写真。書いたとおり、現在はペリカンのロイヤルブルーの色味が好みなので、このカートリッジを入れて使っています。その前は、純正のブルーブラック派だったのですが、ブルーブラックはやはりちょっと渋すぎます。せっかく、ボディが鮮やかなので、インクも鮮やかなブルーのほうが似合うようなきがするのです。
そんなわけで、現在、手元にある(^^;)万年筆の中では、最も古いにもかかわらず、最も高価なものになってしまいました。
以後、登場するのは、格安万年筆のシリーズになりますので、どうぞご勘弁を・・・。
今後、もし、もうちょっと高級なペンを買うとしたら、まず、なくさないようにペンケースを買うことからはじめようかと思います。
革製で、グルッと巻いて使うようなやつですね。
ペンよりも高かったりして。
岩波書店が六法の刊行を中止・・・
岩波書店が、80年以上続けてきた六法全書の刊行を、昨秋刊行した「平成25年版」をもって終了したことが22日、分かった。
同社によると、六法全書を初めて刊行したのは1930年。近年は「セレクト六法」「基本六法」「判例セレクト六法」の3種類の六法全書を毎年改訂してきたが、インターネットの普及や、法学部生以外の大学生が六法全書をあまり買わなくなったことなどから需要が低迷していたという。
岩波書店の担当者は「今年は創業100年という節目の年で、岩波の活動全体を見直す中で刊行終了を決めた。今後は市民と法とを結ぶ法律書の刊行に力を入れていきたい」と話している。
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013072201001172.html
えー,最近は毎年,六法を買い換えています。有斐閣→三省堂→岩波書店の順で,ローテーションで買い換えていました。ちょうど今年は,岩波書店の六法を買う年で,「判例セレクト六法」を使っていたのですが,これが最後になってしまったのは残念です。
インターネットでももちろん法律の条文は手に入りますが,六法全書は,手元に置いてさっと引いたり,書き込みをしたりして使いこなすものです。どう考えても,ネットで置き換えることはできそうにないのですが,これも時代の流れなのかもしれませんね。
とりあえず有斐閣や三省堂には,このまま紙の六法を出し続けてもらいたいと切望しています。