なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

アートなカフェでコーヒーを飲んで陶芸作品と焼酎をいただいた話

 今日は東京に出張で来ています。
 出張の際のほとんど唯一の楽しみは,夜に出歩くことですよね。
 とはいえ,もともと下戸なうえに,アウェイな街で間違ってヘンな店に入るのも嫌なので,深夜は避けて,午後7時から8時くらいに出かけることにしています。この時間帯は,まだ酔っぱらいも客引きも少ないし,朝から開いている店も,夜から開けるお店も,ちょうどお客が少ない時間帯で,何かと好都合なんですよね。
 さて,今夜の宿は赤坂。赤坂といっても,溜池山王に近いあたりで,赤坂見附まではいかない感じ。いつも赤坂に来るたびに思いますが,妙に韓国料理のお店が多いですよね。でも,ぼっちで韓国料理を食べるのも,そういうお店に一見で入るのも,ちょっとリスク高そうなので,たまたま見つけたアートなギャラリー&カフェでコーヒーをいただくことにしました。
 お店の名前は「Jalona(ジャローナ)」。なんだか広島弁みたいな安心感がありますよね。お店は地下にあるので,「後戻りできない感」に包まれながら,階段を降ります。
www.jalona.jp
 扉を開けて中に入ると,すぐ左手にギャラリースペース。右手がカフェコーナーになっていますが,思っていたよりはカフェコーナーが狭い。まあ,お客さんはぼくしかいなかったので,別に広々としていなくても無問題なんですが。
 予定どおりコーヒーを注文したあと,店内をくるりと見回すと,店内には陶芸作家さんと思われる女性お二人とマスターが談笑していらっしゃるご様子。あとでわかったのですが,ギャラリースペースの営業時間は19時までになっているので,ちょうどお帰りになるところだったようです。でも,そのおかげで,誰もいなくなったギャラリースペースを,心置きなく眺められたのは幸いでした。
 たまたま,今週のギャラリーイベントは,「動・植・彩・陶 矢島幸代 渡邊路代 陶展」というもので,二人の女性作家さんが作られた動物モチーフの陶器がいっぱい。お茶碗やお湯呑みは,すでに家にたくさんあるので,今回は,ちょっとしたぐい飲み代わりになりそうな小さめのカップをおそろいで買ってみました。ついでに,ムスメのために小鳥モチーフのミニブローチも。
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 お店のご主人に「これで焼酎のお湯割りでも呑もうと思うんですよね」とかお話しをしていたところ,ご主人が種子島の出身ということで,秘蔵の(?)芋焼酎をサービスでいただいてしまいました。種子島って,もちろん,行ったことはありませんが,お芋の産地なんでしょうから,美味しくないはずがありませんよね。ロックで呑ませてもらいましたが,甘くていい香りがしました。
www.tanegasima.co.jp
 ということで,コーヒーを1杯いただきに来たつもりが,気がつけばアート作品を持ち帰り,焼酎を呑んで足どりも軽やかになり,無事にホテルにチェックイン。いただいたイベントカードを見ると,火曜日から土曜日までの5日間限定の展示だったようで,「人の縁とは不思議なもので・・・♫」というグレープの名曲が頭の中でリフレインしているところです。

縁切寺

縁切寺

 なかなか楽しいお店でしたので,皆さんもどうぞ!