なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

松岡医師こそ「厳重に調べる必要がある」のでは?

 徳島刑務所(荒島喜宣所長、徳島市)で昨年11月、受刑者らが暴れ刑務官5人が負傷した騒ぎで、徳島地検は25日、受刑者の元暴力団組員、桜井弘士容疑者(44)を公務執行妨害と傷害の疑いで逮捕した。23日に他の受刑者24人とともに書類送検されていたが、同地検は「厳重に調べる必要がある」と判断し、逮捕に踏み切った。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801250109.html

 どうせ服役中なんだから、わざわざ逮捕する必要はないと思いますがね。相変わらず、暴動の背景に松岡医師の問題があったことは覆い隠して、特定の受刑者を主犯に仕立て上げて幕引きを使用としている意図がミエミエ。
 「厳重に調べる必要がある」のは同じ法務省のお仲間の松岡医師だと思いますね。
 そういえば、今日、某弁護士会の弁護士に聞いた話では、徳島ではない某刑務所でも、特定の医師に対する不満が集中していて、弁護士会も何らかの措置に踏み切るらしいです。そういう問題医師ばかりになってしまう刑務所医療の現状をどうにか変えていかないといけないと思いますが、医師不足は刑務所に限らず、地方には同じような状況があるわけです。ガソリン国会よりも、こうした問題にこそスポットを当てるべきだと思います<生活が大事な政党さん。